Episode 1: イーブイとともだちの森
イーブイがうまれたとき、しっていたのはひとつだけ。じぶんがイーブイだということ!いろんなすがたのポケモンになれるなんて、まだしりませんでした。あるはれたあさ、イーブイはぼうけんにでかけるため、もりのなかへトコトコとあるいていきました。
もりのなかで、イーブイはやさしいポケモンたちにあいました。みんなてをふって、きのみをわけてくれました。「このさきへいってみて。きっとすてきなことがわかるよ!」と、みんなはいってくれました。イーブイはしんこきゅうをして、もりのもっとおくへとすすんでいきました。
もりのおくで、イーブイはブースター、シャワーズ、サンダース、エーフィ、ブラッキー、リーフィア、グレイシア、そしてニンフィアにあいました。みんなやさしくほほえんでいます。「わたしたちは、あなたのしんかしたすがたよ」と、みんなはいいました。「いつかそのときがきたら、あなたはなりたいすがたになれるのよ。」イーブイはとてもゆうきがわいて、うれしくなりました。じぶんにはたくさんのすてきなみらいがあることをしって、おうちへとかえっていきました。
Episode 2: イーブイと森の仲間たち:第2部 — かがやく新しい進化
イーブイは森の中で、幸せそうにあくびをして目を覚ましました。昨日の森の仲間たちとの冒険を思い出していたのです。「今日はなんだか特別な気がするな」とイーブイがささやくと、バニーとリスくんがぴょんぴょんとやってきました。「ひだまりの広場へ遊びに行こうよ!」みんなは元気に言いました。
ひだまりの広場に着くと、低い枝に引っかかって助けを求めている小鳥を見つけました。イーブイは小鳥の下にそっと落ち葉を寄せ、バニーが優しく降ろしてあげました。小鳥が元気に飛び立つと、イーブイの周りで温かい黄金色の光がキラキラと輝き始めました。
光はどんどん明るく渦を巻き、イーブイは優しい輝きに包まれて姿を変え始めました。光が消えると、そこにはキラキラ輝くサンダースになったイーブイがいました。体からは優しくて安全な火花がパチパチとはじけています。「やったね!」とバニーとリスくんが言いました。サンダースはにっこり笑って、森の仲間たちとの新しい冒険に出かける準備ができました。
Episode 3: サンダースとちいさな嵐
突然、青空が深いねむたそうな灰色に変わり、はっぱに雨がポツポツと当たり始めました。森の仲間たちが急いで巣穴へ帰るなか、サンダースは堂々と立っていました。薄暗い光の中で、黄色い毛がやさしく光っています。サンダースは嵐が怖くありません。なぜなら、電気の火花はもう体の一部だったからです。
雲からゴロゴロと音が聞こえたその時、サンダースの大きな耳がピクッと動きました。大きなカシの木の根っこから、小さくて悲しそうな声が聞こえてきたのです。音をたどって、サンダースは暗い丸太の中をのぞき込みました。
丸太の中には、丸くなって座っている小さなポケモンがいました。それは小さなピチューでした!かわいそうに、ピチューは震えながら、小さな手で目を隠しています。「大丈夫だよ」サンダースはやさしくささやきました。「僕は怖くないよ。」
ドカーン!大きな雷の音が地面をゆらし、ピチューは「キャッ!」と鳴いてサンダースの白い首の毛に顔をうずめました。「お空が怒ってるよぉ!」ピチューは怖くて震えながら泣きました。
サンダースは小さなねずみポケモンに鼻をよせ、耳の間でやさしくて温かい火花をパチパチと躍らせました。「お空は怒っているんじゃないんだよ」サンダースはニコニコしながら説明しました。「パレードの大きな太鼓みたいに、歌を歌っているだけなんだよ。」
サンダースは雷の音に合わせて、丸太を前足でトントンと叩きました。「ほら、見て?自然のリズムなんだよ!」サンダースは励ましました。ピチューはじっと耳をすませ、サンダースに合わせて小さな足をトントンと動かし始めました。
やがて雨はやみ、雷の音も遠くで小さくなっていきました。ピチューはもう震えていません。それどころか、クスクス笑って新しいお兄ちゃんに抱きつきました。嵐は去りましたが、二人の間には新しい友情が生まれていました。