
モグラのマイロと秘密の町
地面の下深くにあるモグラ・タウンは、とてもにぎやかでした。モグラたちはトンネルをいそがしく行き来して、ベリーや種、ピカピカの小石を運んでいます。モグラのマイロもお手伝いをしていましたが、頭の中はある特

モグラタウンがいなくなった日
地上の上では、ファーマー・フラッフィーが土に埋まった大きなメロンを一生懸命引っ張っていました。「このメロンはわしのものだ!」とぶつぶつ言いながら、彼は深い穴を掘りました。すると突然、シャベルがポッカリ

たなの上のはこ
大きなはこの中から、マイロは足音をきいていました。ファーマー・フラッフィーが部屋を出ていくと、メイベル市長がささやきました。「さあ、ほりましょう。しずかに、みんなでいっしょにね」。マックスはかどにツメ

つよいお友だちと空とぶ箱
トンネルから「トスン」と小さな音がして、お友だちがやさしくほほえみながら顔を出しました。マイロは両手をふりました。「来てくれたんだね!」ファーマー・フラッフィーに聞こえないように、小さな声でささやきま

ファーマー・フラッフィーへのおてがみ
モール・タウンでは、みんなで曲がった看板を直したり、ほこりっぽいトンネルを掃除したりしていました。マイロとマックスは、ランタンが明るく光っているか、一つずつ確かめました。「もう安心よ」とメイベル町長は

新しいトンネルと地底湖
つぎの日、メイベル町長は広場にみんなを集めました。「もしもの時のために、モグラタウンの新しい場所を遠くに作りましょう」と彼女は言いました。マイロとマックスはうなずき、穴掘りチームは勇気を持って、静かに

大きな水もれと大きなかべ
小さなせんが、バシャーン!という大きな音を立てて、とつぜんはずれてしまいました。水もれはもう小さくありません。すごい勢いで水が流れ出しました!「みんな、すぐにモール・タウンへもどるのよ!」メイベル町長

きんぞくとマッシュポテト
その日の夕方、モグラタウンのみんなは大きなかべの近くにあつまり、「トンネルニュース」を聞きました。「水をせき止めるには、2つのものが必要です」とアナウンサーが言いました。「きんぞくは強い盾になり、つぶ

お水のまわり道トンネル
朝になると、トンネル・ニュースがまじめな声で言いました。「金属はいつまでも持ちません。お水が押したり、動いたりして、すり減らしてしまうからです」マイロはゴクリとつばを飲み込みました。メイベル町長は言い

新しい小川と歯がいっぱいのお客さん
回り道のトンネルがうまくいって、きれいな小川がモグラタウンの横を安全に流れるようになりました。「これが私たちの新しい水場になるわね!」とメイベル町長が言いました。モグラたちは小さなコップに水をくみ、パ

せんたくがわのピラニア
その小川はとても便利だったので、モグラたちは「せんたくがわ」と呼ぶようになりました。コップやお皿、どろだらけのブーツまで、みんなそこで洗いました。マイロはキラキラ光る水を見て、「おふろみたいだね!」と

ファーマー・フラッフィーの大放水
ピラニアがいなくなったあと、マイロとマックスは水が流れてきたトンネルを調べました。それはモグラが作るような、曲がりくねった自然なトンネルではありませんでした。「見て」とマックスが壁を触りながら言いまし

スーパー・スプラッシャー・ポンプ
「もう二度と、水びたしにはさせないわよ」と、メイベル市長は腕まくりをして言いました。彼女は地図の上に、かしこい機械の絵を描きました。「ファーマー・フラッフィーが水を流し込んできたら、そのまま上へ押し返